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  1. 帯広市議会 2022-06-06
    06月13日-01号


    取得元: 帯広市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-31
    令和 4年第4回 6月定例会議事日程日程 番号事件番号内  容  等第1  会議録署名議員指名について第2  会期決定について第3選挙執行 (1)十勝圏複合事務組合議会議員選挙について第4選挙執行 (2)十勝中部広域水道企業団議会議員選挙について第5報告第3号専決処分報告について(調停について)第6報告第4号専決処分報告について(損害賠償の額の決定について)第7議案第58号工事請負契約締結について(帯広空港誘導路改良工事その2)議案第59号工事請負契約締結について(大空団地4街区建替事業建築主体工事ヒルズ1号棟))議案第60号工事請負契約締結について(帯広圏都市計画道路3・3・47号学園通整備工事舗装工))議案第61号工事請負契約締結について(帯広圏都市計画道路3・4・34号青柳通整備工事上部製作))第8議案第62号令和4年度帯広一般会計補正予算(第6号)第9  令和4年度市政執行方針について第10議案第53号令和4年度帯広一般会計補正予算(第5号)議案第54号令和4年度帯広市ばんえい競馬会計補正予算(第2号)議案第55号帯広市岩内自然の村条例を廃止する条例制定について議案第56号帯広税条例等の一部改正について議案第57号帯広奨学条例の一部改正について報告第5号繰越明許費繰越計算書報告について報告第6号予算繰越計算書報告について報告第7号帯広土地開発公社経営状況について報告第8号公益財団法人帯広市休日夜間急病対策協会経営状況について報告第9号一般財団法人帯広文化スポーツ振興財団経営状況について報告第10号株式会社帯広農業振興公社経営状況について     ──────────────〇会議に付した事件 議事日程に同じ     ──────────────〇出席議員(29人)    1番       石 橋 勝 美    2番       佐々木 直 美    3番       椎 名   成    4番       上 野 庸 介    5番       林   佳奈子    6番       小 椋 則 幸    7番       鬼 塚 英 喜    8番       大 平 亮 介    9番       菊 地 ル ツ    10番       大 林 愛 慶    11番       清 水 隆 吉    12番       今 野 祐 子    13番       藤 澤 昌 隆    14番       大和田 三 朗    15番       木 幡 裕 之    16番       石 井 宏 治    17番       西 本 嘉 伸    18番       杉 野 智 美    19番       楢 山 直 義    20番       鈴 木 正 孝    21番       稗 貫 秀 次    22番       清 水 誠 一    23番       大竹口 武 光    24番       大 塚   徹    25番       横 山 明 美    26番       佐々木 勇 一    27番       稲 葉 典 昭    28番       鈴 木 仁 志    29番       有 城 正 憲     ──────────────〇欠席議員(0人)     ──────────────〇出席説明員 市長          米 沢 則 寿 副市長         前 田 正 明 副市長         田 中 敬 二 公営企業管理者     中 野 雅 弘 教育長         池 原 佳 一 代表監査委員      川 端 洋 之 政策推進部長      関 口 俊 彦 総務部長        廣 瀬   智 市民福祉部長      下 野 一 人 上下水道部長      倉 口 雅 充 学校教育部長      広 瀬 容 孝 生涯学習部長      井 上   猛 選挙管理委員会事務局長 野 原 隆 美 監査委員事務局長    河 本 伸 一 農業委員会事務局長   山 名 克 之 選挙管理委員会委員長  織 田 雅 徳 農業委員会会長     中 谷 敏 明 公平委員会委員長    中 島 和 典 固定資産評価審査委員会委員長             久 保 且 佳     ──────────────〇事務局出席職員 事務局長        小 池 晃 一 書記          木 下 忠 実 書記          澤 口 智 邦 書記          西 端 大 輔 書記          鈴 木 秀 平 書記          石 山 亮 太 書記          蓑 島 優 貴 書記          橋 場 大 地     ~~~~~~~~~~~~         午後1時5分開会 ○有城正憲議長 ただいまから、令和4年第4回帯広市議会定例会を開会いたします。     ~~~~~~~~~~~~有城正憲議長 直ちに本日の会議を開きます。     ~~~~~~~~~~~~有城正憲議長 ここで、事務局長に本日の議事日程などについて報告させます。 ◎小池晃一事務局長 報告いたします。 本日の出席議員は29人全員であります。 次に、今期定例会につきましては市長から去る6月6日付をもって招集告示した旨の通知がありましたので、直ちに各議員宛通知いたしております。また、同日付をもって市長及び関係機関の長に対して説明員出席要求をいたしております。 次に、議案等の配付について申し上げます。 今期定例会付議予定事件として受理しております令和4年度帯広一般会計補正予算第5号外16件につきましては、6月6日付をもって各議員宛送付いたしております。 また、本日付、市長から令和4年度帯広一般会計補正予算第6号を追加付議する旨通知がありましたので、本日お手元まで議案を配付いたしております。 次に、十勝圏複合事務組合議会議員及び十勝中部広域水道企業団議会議員選出依頼について申し上げます。 同組合及び企業団議会議長から米沢則寿市長組合長及び企業長選任に伴う補充議員選出依頼がありましたので御報告いたします。 最後に、本日の議事日程でありますが、お手元に配付の議事日程表第1号により御了承いただきたいと思います。 報告は以上であります。     ~~~~~~~~~~~~有城正憲議長 日程第1、会議録署名議員指名を行います。 会議録署名議員に、21番稗貫秀次議員及び22番清水誠一議員指名いたします。     ~~~~~~~~~~~~有城正憲議長 日程第2、会期決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会会期は、本日から来る7月1日までの19日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 御異議なしと認めますので、そのように決定いたしました。     ~~~~~~~~~~~~有城正憲議長 日程第3、十勝圏複合事務組合議会議員選挙を行います。 本件は、米沢則寿市長の同組合組合長選任に伴い、同組合議会議員を補充選出しようとするものであります。 ここでお諮りいたします。 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によることとし、議長において指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 御異議なしと認めますので、そのように決定いたしました。 それでは、私から同組合議会議員清水誠一議員指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 御異議なしと認めますので、清水誠一議員が同組合議会議員に当選されました。 ただいま当選されました清水誠一議員が議場におられますので、本席から帯広市議会会議規則第32条第2項の規定により当選を告知いたします。     ~~~~~~~~~~~~有城正憲議長 日程第4、十勝中部広域水道企業団議会議員選挙を行います。 本件は、米沢則寿市長の同企業団企業長選任に伴い、同企業団議会議員を補充選出しようとするものであります。 ここでお諮りいたします。 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によることとし、議長において指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 御異議なしと認めますので、そのように決定いたしました。 それでは、私から同企業団議会議員楢山直義議員指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 御異議なしと認めますので、楢山直義議員が同企業団議会議員に当選されました。 ただいま当選されました楢山直義議員が議場におられますので、本席から帯広市議会会議規則第32条第2項の規定により当選を告知いたします。     ~~~~~~~~~~~~有城正憲議長 日程第5、報告第3号専決処分報告についてを議題といたします。 直ちに説明を求めます。 米沢則寿市長登壇願います。   〔米沢則寿市長登壇〕 ◎米沢則寿市長 報告第3号専決処分報告について御説明いたします。 本案は、市営住宅家賃等滞納解消を図るため、帯広簡易裁判所調停申立てを行い、本年5月18日に相手方との協議が調いましたことから、調停の成立について専決処分をしたものであります。 よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○有城正憲議長 これから質疑を行います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    有城正憲議長 別になければ、質疑を終わります。 以上で報告第3号を終わります。     ~~~~~~~~~~~~有城正憲議長 日程第6、報告第4号専決処分報告についてを議題といたします。 直ちに説明を求めます。 米沢則寿市長登壇願います。   〔米沢則寿市長登壇〕 ◎米沢則寿市長 報告第4号専決処分報告について御説明いたします。 本案は、自動車運行上の事故に係る損害賠償の額の決定に関するものであります。 事故の状況につきましては、本年4月29日午後4時5分頃、帯広市西2条南12丁目帯広地下駐車場において、公務のため駐車していた百年記念館の職員が運転する市の小型貨物車が発進しようと後退したところ相手方所有小型乗用車に接触したものであります。 このため、相手方物的損害が生じましたので、その損害を賠償するため、専決処分をしたものであります。 よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○有城正憲議長 これから質疑を行います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 別になければ、質疑を終わります。 以上で報告第4号を終わります。     ~~~~~~~~~~~~有城正憲議長 日程第7、議案第58号工事請負契約締結について外3件を一括して議題といたします。 直ちに提案理由説明を求めます。 米沢則寿市長登壇願います。   〔米沢則寿市長登壇〕 ◎米沢則寿市長 議案第58号から議案第61号までの工事請負契約締結について一括して御説明いたします。 初めに、議案第58号の帯広空港誘導路改良工事その2につきましては、東光舗道・道路工業・東日本冨士道路特定建設工事共同企業体と4億6,955万7,000円で契約を締結しようとするものであります。 工期につきましては本年12月20日までとする予定であります。 次に、議案第59号の大空団地4街区建替事業建築主体工事ヒルズ1号棟)につきましては、萩原・武田・イチエイ山田・西川工務店特定建設工事共同企業体と7億5,350万円で契約を締結しようとするものであります。 工期につきましては令和5年10月18日までとする予定であります。 次に、議案第60号の帯広圏都市計画道路3・3・47号学園通整備工事舗装工)につきましては、萩原・伊豆倉東日本冨士特定建設工事共同企業体と3億5,129万6,000円で契約を締結しようとするものであります。 工期につきましては令和5年3月17日までとする予定であります。 次に、議案第61号の帯広圏都市計画道路3・4・34号青柳通整備工事上部製作工)につきましては、株式会社釧路製作所と2億376万4,000円で契約を締結しようとするものであります。 工期につきましては令和5年2月28日までとする予定であります。 以上、よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○有城正憲議長 これから一括して質疑を行います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 別になければ、質疑を終わります。 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第58号外3件については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 御異議なしと認めますので、そのように決定いたしました。 これから一括して討論を行います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 別になければ、討論を終わります。 これから議案第58号から議案第61号までの4件について一括して採決を行います。 お諮りいたします。 議案第58号外3件についてはいずれも原案のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 御異議なしと認めますので、議案第58号外3件はいずれも原案のとおり可決されました。     ~~~~~~~~~~~~有城正憲議長 日程第8、議案第62号令和4年度帯広一般会計補正予算第6号を議題といたします。 直ちに提案理由説明を求めます。 米沢則寿市長登壇願います。   〔米沢則寿市長登壇〕 ◎米沢則寿市長 議案第62号令和4年度帯広一般会計補正予算第6号について御説明いたします。 本件は、西3・9周辺地区第一種市街地開発事業への補助金支出の差止めなどを求め、平成31年4月に帯広市在住の市民らを原告として釧路地方裁判所に提訴された件について、本年4月19日に同裁判所において原告らの請求を却下及び棄却するとの判決の言渡しがあった旨、御報告をいたしたところでありますが、去る5月23日に原告らが控訴した旨、札幌高等裁判所から本市の訴訟代理人通知があったものであります。 これに伴いまして、第一審の訴訟委任事務報酬金及び控訴審に係る訴訟委任事務着手金等を追加し、その財源として地方交付税を追加するものであります。 なお、訴訟に係る今後の対応につきましては、訴訟代理人と十分に協議しながら、これまでの主張を基本として適切に対応してまいりたいと考えております。 よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○有城正憲議長 これから質疑を行います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 別になければ質疑を終わります。 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第62号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 御異議なしと認めますので、そのように決定いたしました。 これから討論を行います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 別になければ、討論を終わります。 これから採決を行います。 お諮りいたします。 議案第62号については、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 御異議なしと認めますので、議案第62号は原案のとおり可決されました。 さらに、お諮りいたします。 ただいま議案第62号が可決されましたことに伴い、既に受理しております議案第53号令和4年度帯広一般会計補正予算第5号との関係において、補正前の数字等に整理を要しますので、帯広市議会会議規則第42条の規定によりその整理を議長に委任されたいと思います。 これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 御異議なしと認めますので、そのように決定いたしました。     ~~~~~~~~~~~~有城正憲議長 日程第9、令和4年度市政執行方針についてを議題といたします。 市長説明を求めます。 米沢則寿市長登壇願います。   〔米沢則寿市長登壇〕 ◎米沢則寿市長 令和4年第4回帯広市議会定例会の開会に当たり、市政執行に対する所信を申し上げ、市会議員の皆様並びに市民皆さんに御理解と御協力をお願いするものであります。 私は、フードバレーとかちを旗印に、3期12年にわたり十勝19市町村で十勝帯広地域資源を生かした新たな価値の創出や魅力の発信などに取り組んでまいりました。これまでの取組みを通して、新しい仕事や域外からの投資、多くの挑戦や人の流れが生まれるなど、地域経済の活力は高まってきています。 また、医療体制整備教育、福祉、子育て支援の充実など、総合的にまちづくりに取り組んできたことで、人口減少時代においても人口は堅調に推移し、地域発展基盤は厚みを増してきていると考えています。 新型コロナウイルス感染症の流行は、人々が命や健康の大切さを再認識し、これまでの生き方や社会の在り方を見直す契機となりました。情報通信技術の革新と相まって、より人間らしい暮らしを求め地方都市を選択する動きも現れてきています。 豊かな自然環境や、ゆとりある空間、そして生命の基本となる食をつくり出す農業。十勝帯広は人がよりよく生きるために欠かせない恵まれた資源を有しています。 また、高速道路網整備が進みつつある中で、その結節点に位置する帯広市は、管内町村との強いつながりの下、東北海道における人や物、そして情報が集まる要衝として、大きな可能性が広がっています。 私は、こうした社会情勢を好機と捉え、これまで積み重ねてきたまちづくり基盤の上に将来発展につながる新しい種をまき、十勝帯広未来づくりに取り組んでまいる所存であります。 この地の最大の強みであり、未来をつくる源である食を、まちづくりの真ん中に置き、地域市民暮らしに新しい価値をつくり出していくことで、フードバレーとかちをニューステージへと進め、十勝帯広持続的発展への方向づけを行ってまいります。 次に、まちづくりを進めるに当たって、4つの取組みの方向性を申し上げます。 1つ目は、食で価値をつくるまちであります。 これまで、フードバレーとかちの取組みを通して生産者企業等による食を起点とした前向きな動きが数多く展開され、十勝帯広存在感の高まりにつながってきています。 今後は、食を通して地域に新たな価値を創出するため、引き続き域外からの投資や人を呼び込み、新たなチャレンジを後押しするほか、市民健康意識の向上や愛郷心の醸成につなげる取組みを進めていく考えです。 こうした考えを基本に、地域資源を生かした事業創発を促す支援や、学び直しを支える環境づくりのほか、ワーケーションの誘致や十勝ファンの開拓、ふるさと納税などを通じて、十勝帯広に貢献したいと考えていただける多様な方々とのつながりを拡大し、地域の新たな価値づくりを進めてまいります。 また、道東自動車道帯広広尾自動車道の延伸など、広域交通ネットワークの充実により十勝帯広地理的優位性が高まっていることを踏まえ、食料の備蓄、加工、物流拠点の実現に向け検討を進めます。 さらに、おびひろのおいしい給食プロジェクトを進めるほか、食をはじめ観光やスポーツ、緑など様々な分野で、健康、そしてよりよく生きる視点からの取組みを進めます。 2つ目は、森と公園に暮らすまちであります。 帯広市は、帯広の森や緑ヶ丘公園グリーンパークなど、緑や公園が充実しており、人々が心身の健康を育み、ゆとりや潤いのある生活を送るための環境に恵まれた都市であります。 今後、市民が心豊かに暮らし、特色ある魅力的なまちづくりを進めていくためには、人々が憩い交流する場所として緑や公園利活用を進め、誰もが住みよい都市環境の形成を目指していくことが重要です。 このため、市民日常生活に根差した帯広の森の利活用を進めるほか、緑ヶ丘公園魅力向上と、帯広少年院跡地土地利用を相互に関連づけて検討します。 また、中心市街地などにおいて、高齢者障害者をはじめ誰もがまちを楽しむことができる歩ける空間づくりを進めます。 3つ目は、環境・デジタルで輝くまちであります。 帯広市は、昭和34年に初めての総合計画を策定し、以来、都市機能と自然が調和する田園都市の理念を継承し、持続可能なまちづくりを進めてきました。 今後も、豊かな自然環境を保全し、デジタル技術情報通信技術を活用しながら、利便性の高い住みよいまちづくりを進め、都市としての価値を高めていく必要があります。 このため、環境モデル都市として積み重ねてきた実績を基盤に、地域特性を生かした脱炭素の戦略を描き、2050年ゼロカーボンの実現を目指します。 また、市民生活利便性を高めるため、行政におけるデジタル技術の活用を進めるとともに、新しい移動サービスの実証、実装や、学校教育における情報通信技術を活用した多彩な授業づくり等を進めます。 4つ目は、未来を信じるまちであります。 将来にわたり持続可能なまちづくりを実現するためには、市民生活の様々な分野における取組みを総合的かつ計画的に進めていく必要があります。 このため、今後も市民とともに第七期帯広総合計画の着実な推進を図りながら、市民に信頼される自治体経営を進めてまいります。 また、喫緊の課題である新型コロナウイルス感染症から市民の生命と暮らし地域経済を守るため、引き続き情勢の変化に対応しながら、国や北海道などと連携して対策を進めてまいります。 これまで、管内自治体と連携を進めてきたことで、圏域としての一体感、活力は高まってきています。今後も、十勝帯広発展に向け、管内はもとより東北海道に視野を広げ、中核都市などとの連携を一層強化します。 以上、申し上げましたことを基本に、これからのまちづくりに当たってまいります。 過去が現在に影響を与えるように、未来も現在に影響を与える。ドイツの哲学者ニーチェの言葉です。これまでの延長線上ではなく、よりよい未来を創造しようとする志が、今を生きる私たちの暮らしをよりよくしていく原動力です。 この地に開拓のくわが入れられてから140年、今日よりも明日、そして未来がよりよい暮らしなることを願い困難を乗り越えてきた先人たちの前向きな思いが、今日の十勝帯広を築いてきたと考えています。 あおあお ひろびろ いきいき 未来を信じる 帯広。ここに暮らす誰もが十勝帯広の有する資源を大切にし、明るい未来を信じて夢や希望を持って暮らすまちの姿です。私は、今を生きる全ての市民の幸せを基本に、前向きな思いを発信し、未来を信じる十勝帯広皆さんとともに、子供たちが夢や希望を持って輝ける未来に向けてまちづくりの歩みを進めてまいります。 市議会議員の皆様をはじめ、市民皆さんの一層の御理解と御協力を重ねてお願い申し上げ、市政執行方針といたします。 ○有城正憲議長 ここでお諮りいたします。 ただいま説明を受けました令和4年度市政執行方針に対する質疑については、議事の都合により後日これを行うことにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 御異議なしと認めますので、そのように決定いたしました。     ~~~~~~~~~~~~有城正憲議長 日程第10、議案第53号令和4年度帯広一般会計補正予算第5号外10件を一括して議題といたします。 直ちに提案理由説明を求めます。 米沢則寿市長登壇願います。   〔米沢則寿市長登壇〕 ◎米沢則寿市長 議案第53号から議案第57号まで及び報告第5号から報告第10号までの各案件について一括して御説明いたします。 初めに、議案第53号及び議案第54号の令和4年度帯広市各会計補正予算について一括して御説明いたします。 今年度の当初予算につきましては、4月の市長選挙を控え、いわゆる骨格予算でありましたことから、今議会において新たに政策予算などを追加するものであります。 補正予算の主な内容につきまして、一般会計の歳出から順次御説明いたします。 第10款総務費は、市政情報を分かりやすく発信するための機材整備のほか、デジタル技術の活用による住民サービスの向上などに向けた課題の整理や、デジタル活用策の検討に係る経費を追加するとともに、WEB版ハザードマップ及び防災ガイドの作成や、指定避難所の非常用発電機の整備に向けた実施設計など、地域防災力の強化に係る経費を追加するものであります。 第15款民生費は、社会福祉施設などへの抗原検査キットの支給などのほか、生活館の改修に向けた実施設計などに係る経費を追加するとともに、スマートフォンなどを介した遠隔手話通訳サービスの実施に係る機器導入経費を追加するものであります。 第20款衛生費は、ヒトパピローマウイルス定期接種の対象年齢を過ぎ自費で任意接種を受けた方を対象とした接種費用の助成に係る経費を追加するほか、温室効果ガス排出量実質ゼロを目標とする地方公共団体実行計画区域施策編の策定に向けた調査に係る経費を追加するものであります。 第25款労働費は、都市圏の大学生などと地元企業との関係を維持するためのコミュニケーションアプリの導入に係る経費を追加するものであります。 第30款農林水産業費は、メタン発酵消化液の利用促進に向けた実証試験などを支援する経費を追加するほか、地域材を使用した木製品の製作及び設置に係る経費を追加するものであります。 第35款商工費は、地域の消費喚起を促進するためプレミアム付商品券の発行に係る経費を追加するほか、十勝の食の高付加価値化や、首都圏などの十勝のファンの知見を地元企業の取組みなどに生かす仕組みの構築に係る経費を追加するとともに、とかち帯広空港の利用促進を図るため国内定期路線を利用するツアー商品などの造成を支援する経費を追加するものであります。 第40款土木費は、除雪用ロータリー車及び附属装置の更新のほか、地域公共交通計画の策定に向けた調査に係る経費を追加するものであります。 第45款消防費は、とかち広域消防事務組合による消防、救急車両の更新に係る分担金を追加するものであります。 第50款教育費は、帯広大谷高等学校の校舎改築に伴う整備費などの支援のほか、校務支援システムの導入や、南町中学校の整備に向けた基本調査に係る経費を追加するとともに、動物園の馬ふれあい舎の整備に向けた実施設計などのほか、学校給食の魅力などを紹介する動画の制作や、地元シェフなどと連携した新メニューの開発に係る経費を追加するものであります。 次に、歳入について御説明いたします。 第40款地方交付税は、普通交付税及び特別交付税を追加するものであります。 第60款国庫支出金及び第65款道支出金は、事業実施に伴う補助金を追加するものであります。 第70款財産収入は、基金積立金利子を追加するものであります。 第75款寄附金は、多くの皆様の御厚意により寄附が寄せられておりますので、寄附者の意向に沿い福祉基金などに積み立てるとともに、帯広応援寄附金の受納に係る委託料及び手数料に寄附金を充当するものであります。 なお、詳細については、お手元の議案に添付しております資料を御参照くださいますようお願いいたします。 第80款繰入金は、福祉基金繰入金などを追加するものであります。 第90款諸収入は、事業実施に伴い全国乗馬倶楽部振興協会からの助成金などを追加するものであります。 第95款市債は、対象事業費の追加に伴い追加するものであります。 次に、繰越明許費につきましては、除雪機械購入費について年度内に支出が終わらない見込みのため、繰越明許費を設定するものであります。 次に、地方債の補正につきましては、防災拠点施設等整備費などの借入限度額を変更するものであります。 次に、議案第54号令和4年度帯広市ばんえい競馬会計補正予算第2号につきましては、ばんえい競馬を応援する寄附が寄せられておりますので、寄附者の意向に沿い、ばんえい競馬振興基金に積み立てるものであります。 次に、議案第55号帯広市岩内自然の村条例を廃止する条例制定につきましては、同施設が行政が運営する施設として一定の役割を終えたことから、令和4年度末をもって廃止するものであります。 次に、議案第56号帯広税条例等の一部改正につきましては、地方税法等の一部改正に伴い、個人住民税における住宅ローン控除の適用期限を延長するほか、所要の整備をするものであります。 次に、議案第57号帯広奨学条例の一部改正につきましては、入学支度金貸付制度を創設するほか、所要の整理をするものであります。 次に、報告第5号繰越明許費繰越計算書報告につきましては、令和3年度において繰越明許費として設定した帯広市一般会計の広報活動費ほか22件について、地方自治法施行令第146条第1項の規定に基づき、それぞれ翌年度に繰越しを行いましたので、同条第2項の規定により繰越明許費繰越計算書を調製し、報告するものであります。 次に、報告第6号の予算繰越計算書の報告につきましては、令和3年度帯広市下水道事業会計の浸水対策下水道事業費ほか1件について、地方公営企業法第26条第1項及び同条第2項ただし書の規定に基づき、それぞれ翌年度に繰越しを行いましたので、同条第3項の規定により予算繰越計算書を調製し、報告するものであります。 次に、報告第7号から報告第10号までの各案件につきましては、いずれも市が出資しています帯広土地開発公社、公益財団法人帯広市休日夜間急病対策協会、一般財団法人帯広文化スポーツ振興財団、株式会社帯広農業振興公社から、それぞれ経営状況について報告を受けましたので、地方自治法第243条の3第2項の規定により提出するものであります。 以上、よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○有城正憲議長 ここでお諮りいたします。 ただいま説明を受けました各案件に対する大綱質疑については、議事の都合により後日これを行うことにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 御異議なしと認めますので、そのように決定いたしました。 以上で本日の日程は全部終わりました。 ここでお諮りいたします。 本会議は議事の都合により明日14日から16日まで休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○有城正憲議長 御異議なしと認めますので、そのように決定いたしました。 したがって、次回の本会議は6月17日午前10時に開きます。 本日はこれをもちまして散会いたします。         午後1時42分散会...